2022年5月– date –
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映画批評
n(えぬ)週遅れの映画評〈2〉『シン・ウルトラマン』──ふたつの心が、共にある。|すぱんくtheはにー
もうね、エンディングに到達したときにはぽろっぽろ泣いてて、水分を吸ったマスクが張り付いて酸欠起こしそうになりながら思ったんですよね、「これ、あんまりだな……」って。 -
アニメ批評
どんでん返しのヘテロトピア──『じょしらく』と震災後の日常|てらまっと
『魔法少女まどか☆マギカ』が大ヒットした2011年とくらべると、翌2012年は『おおかみこどもの雨と雪』や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』といった劇場アニメが大きな興行的成功を収める一方で、テレビアニメにはこれといった話題作が見あたらなかったようにも思える。にもかかわらず、ここで『じょしらく』を取り上げるのは、マリーさん(蕪羅亭魔梨威)が可愛いとかキグちゃん(波浪浮亭木胡桃)が腹黒いとか、そういう個人的な理由だけではない。 -
書評
静止した闇の中で──『闇の自己啓発』書評|倉津拓也
『闇の自己啓発』は商業的に大きな成功を収めた。その要因の一つとしては、現代の日本における“売れる哲学”の潮流と共鳴していたことが挙げられる。 -
映画批評
n(えぬ)週遅れの映画評〈1〉『バブル』──跳ぶために、壊すべきもの。|すぱんくtheはにー
作品の中心となるアクションシーンが「パルクール」(街の中の壁や手すりなどを跳び越えたり乗り移ったりして移動するスポーツ)なんですけど、これがねぇ、いまいちパッとしないんですよ。 -
座談会
【対談】震災後の遠景──アニメから見た2012年の風景|志津A × てらまっと
東日本大震災の起きた2011年には注目すべきアニメ作品がいくつもあったように思います。『魔法少女☆まどかマギカ』がその中でも大きく話題になった作品だったわけですが、他にも注目作として、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『輪るピングドラム』『日常』などといった作品がありました。そして、2011年末には『映画けいおん!』が公開されたわけで、この作品は、『まどマギ』がそうであったのと同様、まさにひとつの時代の節目を印づけた作品だったように思います。
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